RubyKaigi Takeout 2021 に登壇した
RubyKaigi Takeout 2021 に登壇しました。
スライドはこちら。
今回は、Ruby 3.1に向けてRBSはどのような機能追加を予定しているのか、という話をしました。私が最近開発しているrbs collection
コマンドを中心に据えて、soutaroさんが開発予定のRBS言語仕様のアップデートについても紹介しました。
内容について
今回の発表は新機能の紹介がメインになりました。そのためテクニカルなトークはあまりできなかったかなあ、と少し反省しています。どこかでrbs collection
のもう少し実装よりの話をできると良いかも知れないですね。
とはいえ、その分新機能の紹介にしっかり時間を使って紹介はできたかなと思っています。
また、RBS言語仕様のアップデートについてはRBSの作者のsoutaroさんに内容のサポートをもらいました。ありがとうございました。
細かいところだと、とても多くのRBS contributorsがいることや、ruby/gem_rbs_collectionは"完璧なRBS"を今は目指していないから気軽にgemのRBSを書いてみてほしいことなどを伝えられたら良いな、と考えていました。
録画発表について
今回のトークは事前録画の形式を選びました。 事前録画のpros/consは次のような感じ。
- Pros
- 発表中にチャットで参加者と会話できる
- これは体験としてとても楽しかったし、質疑応答の時間が別に設けられているよりは自分は好きだなあと感じました。
- 発表当日の緊張が和らぐ
- in-personのときは発表直前に緊張して3回ぐらいお手洗いに行く、みたいな感じだったので、それがないのは気が楽
- とはいえ発表中はそこそこ緊張していました
- 「誰もいない空間に向かってしゃべる」のは、そこまでつらくない
- これが苦手という話をよく聞きますが、私はこれは苦になりませんでした。
- 録画した発表を問題がないか見返すのは苦行でした。自分の声を聞きたくない…。
- 発表中にチャットで参加者と会話できる
- Cons
- 録画から発表まで時間があいてしまう
- 録画後のアップデートを発表に反映できない
- この点はGitHubリポジトリに追加情報をまとめることで、ある程度のカバーを狙いました。 https://github.com/pocke/rubykaigi-2021
- 録画を頑張る必要がある
- 今回は録画をするためにOBSを使いました。普段使わないので、少し戸惑いました(とはいえそこまで大変ではなかった)
- 編集を頑張る力はなかったので、録画したものを編集なしで提出しました。
- 録画から発表まで時間があいてしまう
発表を聞きに来ていただいた参加者の皆様、またRubyKaigi運営チームの皆様、ありがとうございました。