こんにちは。ぽっけです。
この記事は マネーフォワード関西開発拠点 Advent Calendar 2022 の20日目の記事です。前日はmoemi kobayashiさんで体験型の経理部勉強会をやってみたでした。この勉強会は私も参加して、とても良い、そしてとても疲れる勉強会でした。気になる方はぜひブログを読んでみてください。
さて、先日Railsアプリケーションの速度を50%以上改善した話をしましたが、今日はプラーク付着率を50%近く改善した話をしようと思います。
TL;DR
- 電動歯ブラシを買ったらとても良かった
起きていた問題
私は歯のクリーニングのために、ここ数年定期的に歯医者に通っています。そして、歯医者に行くたびに「もう少し歯磨きを頑張りましょう」と言われて帰ってきます。
たとえば今回フォーカスしたプラーク付着率も60%ほどで推移していました。プラーク付着率は歯の磨き残しを測る指標です(たぶん)。歯の汚れを赤い染料1で染め出して、赤く残ったところを数えて検査します。 これは20%以下が目標と言われていたので、あまり良くない状態が続いていたことになります。
ここ最近は虫歯の治療はしていなかったものの、今後虫歯が発生する可能性を考えると嫌な状態ですね。
歯並びが悪く少し諦めの気持ちもあったものの、歯医者のクリーニングはそこそこお金がかかりますし、また健康のためにもなんとかしないとなあと思っていました。とは言うものの特に有効な手が打てずにいました。
今回行ったこと
電動歯ブラシを買いました。パナソニックのドルツのハイグレードモデルです。
そして、普段の歯磨きを電動歯ブラシに置き換えました。なお歯ブラシの他にY字型のフロスを以前から使っており、それは引き続き電動歯ブラシと併用しています。
使ってみた感想
電動歯ブラシを使ったその日から、私は電動歯ブラシの虜になりました。
磨いた後の感覚が、歯医者さんでクリーニングをしてもらった後の感覚に近いのです。歯がツルツルで、汚れが落ちているのを感じました。
特にフロスを通しているときに違いを感じました。フロスを通さなくても取れる汚れが増えたのはもちろんですが、フロスを通す時の感触が大きく変わりました。歯がツルツルしているように感じるのです。これは歯医者さんから帰って来たその日にフロスを通すときと近い感覚で、電動歯ブラシはかなり効果的なのではないかと感じました。
……とはいえ、これでは個人の感想に過ぎません。改善において大切なのは計測です。計測が行われることで、初めて改善に意味があったことが分かります。
ということで次回の歯医者の予約まで1ヶ月ほど、この喜びをシェアしたい欲求に耐えながら電動歯ブラシで歯を磨き続けました。
改善結果
購入から1ヶ月経って、ついに歯医者の予約の日が来ました。待合室で待っている間から、どのくらい改善したかを知れるワクワクが止まりません。
歯の汚れを赤く染め出し歯科衛生士さんが赤く染まったところを数えだします。ここで、普段よりも該当箇所が明らかに少ないことに気が付きます。どうやら改善の結果はあったようです。
検査が終わり、結果が告げられました。プラーク付着率は16.3%とのことでした。目標値は20%なので、合格です。前回は65.4%だったので50%近くのプラークを削減できたことになります。電動歯ブラシの効果は本物でした。
また、歯周ポケットの深さにも改善が見られました2。以前は歯周ポケットの深さが4mm以上あるものが全体の12.2%だったのに対し、今回は5.8%と大きく改善していました。
また口内の写真でも、歯茎の様子に改善が見られたらしいです。……「らしい」というのは、歯科衛生士さんは「比べてみると色が良くなっているのが分かりますね！」と言ってくれたのですが、自分ではよくわからなかったためです…。
この日は歯科衛生士さんや歯医者さんにもいつになく褒められました。いくつになっても褒められると嬉しいものです。
今後の課題
まだのこる磨き残し
今回プラーク付着率が大きく改善しましたが、とはいえ0%ではないということは磨き残しが残っているということです。今回は、それが前歯の側面に多くありました。 歯医者さんでの指導によると、どうやら紐状のフロスを使うとそこを磨きやすいようです。
鏡を見ながら紐状のフロスを通そうとするとどうも混乱してしまって苦手意識があったのですが、今後は紐状のフロスも使っていこうと思います。
出先において
また電動歯ブラシを買ってから何回か泊りがけで出かける機会があり、その際はホテルに付属の歯ブラシを使うことになりました。今まではそれである程度満足はしていたものの、電動歯ブラシを買ってからは満足できなくなってしまいました。まるで1000年ほど昔にタイムスリップしたかのような気分です。
宿泊先で手動歯ブラシを使うのは思ったよりもつらかったため、電動歯ブラシを持ち運ぶケースなどを買おうかな、と考えています。ビジネスホテルだと電動歯ブラシの音が隣室に響いたりしないだろうか、というのは少し不安要素ではあります。
まとめ
電動歯ブラシを買うことで、磨き残しを大きく改善することができました。
また、改善において大切なのは計測だということを、改めて確認しました。
謝辞
今回電動歯ブラシを買ったきっかけは、著者が所属しているマネーフォワード クラウド会計Plusチームでの週次のふりかえりでした。私達のチームはスクラムのふりかえりを週次で行っています。そこでは各自付箋を書き出し、気になる話題についてチームで話すのですが、時には業務とあまり関係のない話題も話されます。3:
「電動歯ブラシを買おうかモヤモヤ悩んでいる」という付箋を私がふらっと出したところ、思いもよらず話が広がったのが、今回電動歯ブラシを買ったきっかけでした。
電動歯ブラシを勧めてくれた、そしてこういう雑談ができるチームのメンバーに感謝します。
そして、こんな素敵なチームと一緒に働きたいメンバーを募集しています！
